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最高のSFバトル漫画「GANTZ」読み直したら面白すぎてまたハマったので感想を紹介

最高に面白いSFバトル漫画読みたくないですか?

どうも!サザビーです。

今回は「GANTZ」という漫画を紹介します。

鬼滅の刃、呪術廻戦が大ブームとなっている今になって
「GANTZ」を紹介するのはすこし気が引けました(笑)

ただ、あまりに面白かったので
読んだことがない人がいればぜひ知って欲しいと思い記事にしました。

注意:この記事には多少のネタバレ要素が入っています。
ネタバレNGの方は見ないことをおすすめします。

GANTZとは

  ある日、高校1年生の玄野計は地下鉄のホームで小学生時代の親友だった加藤勝を見かける。正義感の強い加藤は線路上に落ちた酔っ払いを助けようとするが1人では抱え上げられず玄野に手伝いを求める。
2人はホームに戻り損ね、線路に進入してきた電車に轢かれて死んでしまう。
次の瞬間、彼らはマンションの一室にいた。

そこには同じように死んだはずの人々が集められていた。部屋の中央にある謎の大きな黒い球。
彼らは、その「ガンツ」と呼ばれる球に、理由もわからないまま星人を「やっつける」ように指示され、別の場所へと強制的に転送されていく。

wikipedia「GANTZ」より

酔っ払いのホームレスを助けるために死んでしまったけど、
目覚めたらごく普通のマンションの一室にいた。

というぶっ飛んだ内容から始まります。

そして部屋にある「ガンツ」によって星人と戦わされるために強制転送されるという漫画です。

これがめちゃくちゃ面白いんです。

私はよくブログを書くために漫画喫茶に行くのですが、「久しぶりに読むか!」と思い手に取ったGANTZを20時~翌4時までぶっ通しで読んでしまいました

もちろん、ブログは1ミリも書けませんでした(笑)
完徹したのは進撃の巨人を読んで以来だったので、自分でもハマり具合に驚きましたね。

とにかく巻の終わりが
「え、めちゃいいところで終わるやん。次どうなるか気になってしょうがない」
というところで終わるので、芋づる式にどんどん読んでしまうんです。

おかげでブース席から漫画コーナーまで5往復もしてしまいました。

良く思いついたなと思うほど設定が面白い

GANTZによって転生した人たちは
「ガンツスーツ」と呼ばれる戦闘力が飛躍的に向上するスーツを着用して戦闘します。

これを着ることによって普通だったら即死レベルの星人の攻撃を耐えることができるというわけです。

このガンツスーツを着た玄野計はまるでスパイダーマンが初めて超能力をゲットしたときみたいで、
これからの展開にとてもワクワクさせられました。

スーツなしでやったら死ぬビルとビルの間をジャンプしたり、
岩を発泡スチロールのように粉々にしたりと「ガンツスーツすげー!!」ってなります。

星人が強すぎる

見ただけで怖い星人がわんさか出てきます。

上の画像とか「どんな状況なのこれ」って感じですよね。

私が好きな星人に「千手観音」という星人がいるのですが、

こいつが強すぎて絶望でした。

星人と戦うときは毎回5割強のメンバーが死ぬのですが、
この千手観音との戦いではなんと9割超えの死亡率をたたき出してしまったほど。
(主人公の玄野以外全滅。玄野も片手片足を失う瀕死の状態)

割と序盤の方なのに「え、、、こんなに死ぬんか」と引いてしまうほど強くて、
数多くの漫画を読んできた私も思わず絶望してしまいました。

他にも強い星人がゴロゴロいて、毎回誰かしら死にます

しかも、モブだけじゃなくて「この人は主力メンバーだろうなぁ」と思っていた人も簡単に死んでしまうので絶望感を味わいたい方は絶対ハマります(笑)

キャラが本当に素晴らしい

GANTZには数多くのキャラが出てきます。

そして、キャラそれぞれにちゃんとスポットが当てられているのが凄いと感じました。
(それでもあっさり死んでしまうので、本当に絶望感がすさまじいです)

私の好きなキャラに「風大左衛門」という見た目40代(高校生)の筋肉マッチョがいるのですが、

最初はただひたすら強い奴と闘いたいというサイヤ人的な思想をもつ武闘家だったのに、
タケシという家庭内暴力で死んでしまった子供とガンツを通して触れ合うことで
タケシのために闘うという生きがいを見つけます。

そしてタケシが星人の攻撃で瀕死になってしまった時は、
タケシを助けるため一人で100点の星人に戦いを挑むのですが、

その戦いが本当にかっこよくて感動のあまり泣いてしまいました。

ガンツでは皆が「大切な人のため」という生きがいを持って戦っていて、
その生き様がとても心を打ちます

記事内では語りきれないので、実際に読んでみて体験してほしいです。

玄野とヒロイン達の関係も面白い

星人と戦っていくうちに主人公の玄野の周りに何人かのヒロイン候補が出てきます。

なぜヒロインが複数人いるのかというと、星人との戦いの末...というやつです。

私は、玄野計の片思いだった子が死んでしまった後に出会った、
同じクラスの「タエちゃん」がとても好きです。

正直他のヒロインの方が可愛いのですが、タエちゃんはなんというか安心感があるのです。

そして星人と戦っていく中で、国民的なアイドルの「レイカ」からも好かれてしまうようになるのですが、玄野がタエちゃんとレイカのどちらを選ぶのかも面白ポイントでした!

正直、星人との戦いよりもヒロイン関係の方が続きが気になったことすらありました(笑)

GANTZの残念だったところ

  1. 伏線を回収しきれていない
  2. グロい

①GANTZはまさかの打ち切りのため連載が終了してしまっています。

なので、回収しきれていない伏線がいくつかあることが残念でした

ただ、最後が打ち切りだからと言って、途中までの部分もつまらないというわけでは決してないです。

たしかに話広げすぎてて、なんかよく分らんなと思うところはありましたが、
終盤までが面白すぎただけで、終盤も普通に面白いです。

また、周りの友達でも週刊誌でリアルタイムで見ていた人の終盤の評価はやや低いですが、

単行本で後から読んだ勢はそこまで終盤の評価の低さは気にしていませんでした。

そして何よりも、終盤の評価が悪いからといってそれまでの面白い部分を見ないのは本当にもったいないです。

②GANTZはまあまあグロい描写が多いです。

そもそも、星人の元に転送されるときに人体の輪切りを見せられます。

あと星人の攻撃が激しすぎて、内臓が飛び出したりするので
耐性がない人にはややきついかもです。

それでもさっきと同じことを言ってしまうのですが、
それを余りある面白さがあるので読まないのはもったいないです。

まとめ:読むべきか否かだったら、迷わず読むべき

読むかどうか悩んでいるのなら間違いなく読むべき漫画です。

SFバトル漫画ですが、キャラの生き様は誰が読んでも熱くなれます。

そして冗談抜きで完徹してしまうほど続きが気になってしまう漫画なので注意してください。
(現に私はブログ作業そっちのけで1巻から最終巻まで全部読んでしまいました。)

漫画喫茶に行くのがだるい、漫画喫茶の本は汚いイメージがあって使いたくないという方は
電子書籍もあるのでそちらで読むと良いでしょう。

GANTZは大抵の電子書籍サービスで取り扱いがあるので今日すぐにでも読むことができます。

では、また!

追記:電子書籍版ならすぐ読めますが、値段が新品の値段で高めになっています。
紙版なら安く買えるので、値段が気になる方は紙版をおすすめします。

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