歴史

【京都】新選組ゆかりの地を巡ってきた!

映画「燃えよ剣」を見て新選組にハマったにわかファンが、京都・新選組ゆかりの地を巡ってきた記事です。

 

京都駅から近い順に紹介していきますので、同じく新選組聖地巡礼を考えている方の参考となればと思います!

 

では、早速紹介していきます。

 

伊東甲子太郎暗殺(本光寺)

伊東甲子太郎暗殺の地は、京都駅から徒歩15分くらいのところにありました!

【伊東甲子太郎】といえば、新選組の参謀として迎え入れられながらも局長である【近藤勇】と意見が合わず、最終的に暗殺されてしまった人物です。

その伊東甲子太郎が暗殺された「油小路の変」は新選組ファンにとっては有名ですよね。

 

事件の内容を解説してくれた立札もあります。

 

中では伊東甲子太郎の塗り絵ポストカードが売っていたので買ってしまいました(笑)

 

お寺は小さく、民家と間違えてしまいそうになるので注意!

ただ、平日の雨にも関わらず中には3組ほどのお客さんが御朱印を書いてもらうために待機していました。

 

後から調べたら、

御朱印帳のデザインも「伊東甲子太郎」で、御朱印には「伊東甲子太郎絶命之地」と書いてもらえるそうです。

御朱印書いてもらえばよかった、、、(号泣)

 

西本願寺

新選組の名を世に広めた池田屋事件の後、壬生の屯所では狭くなった新選組の次の屯所がここ西本願寺。

世界文化遺産として有名な西本願寺ですが、新選組の屯所だった時期もあったのです。

映画「燃えよ剣」でも隊士たちが訓練などしていましたね!

他にも「映画で見たシーンはここで撮影されてたのか~!」と楽しい気持ちになれたので、「燃えよ剣」を見た方はぜひ足を運ぶことをおすすめします。

 

 

新選組巡りだけでなく、建造物としても見どころいっぱいでした。

 

また、境内には「太鼓楼」という建物があり、

解説によると現在の本願寺に新選組の足跡を見れるのはこの「太鼓楼」だけだとのこと。

幕末期から変わらず現存していると考えると感慨深い気持ちになりました。

 

解説によると、明治維新後には元隊士の【島田魁】が本願寺の守衛を勤め、太鼓番をしていたそうです。

 

島原遊郭

新撰組や幕末の志士たちが通った島原遊郭の入り口です!

門入口の立札によると、島原遊郭は江戸時代、幕府公認の花街で、開設の時期に天草四郎による「島原の乱」が発生したため島原と呼ばれようになったそうです。

 

島原遊郭の最大の見どころはなんといっても「角屋」!

芹沢鴨が暴れて7日間の営業停止を申し伝えた店がこの角屋で、

芹沢鴨が暗殺される直前に参加した宴会もこの角屋で開催されたなど、新選組にとってとてもゆかり深い地です。

横長の建物で、写真に納まりきりませんでした(泣)

別の角度からもう一枚。

当時の姿のまま現存しているだけあって、非常に歴史を感じることのできる建物でした。

 

解説には、9月18日に角屋で行われた宴会に芹沢鴨が出席し、その夜屯所で暗殺されたことが書かれています。

(現在は9月16日説が有力)

 

角屋は一般公開されているので、中に入ろうとしたところなんと休業日のため入場することができず、、!(号泣)

ちょうど休館日である月曜日に行ってしまいました、、

訪れる際は公式HPをチェックされることをおすすめします。

角屋公式HP

 

※「幕末さんぽ」というyoutuberの方が角屋の内装を紹介してくれていました!

正直この記事よりもはるかに詳しく、いろんなところを紹介してくれているのでこちらを見た方が早いと思います(笑)

 

壬生寺

新撰組といったらやっぱり壬生。

壬生浪士組時代からの屯所で、新撰組にとってはもっとも縁深い地と言っても過言ではないでしょう。

 

壬生寺の3文字がカッコ良すぎる、、、

 

新撰組を大々的にアピールしているのかと思いきや意外とそうでもありませんでした。

芹沢鴨らの墓がある庭があるとのことで、行ってみることに!

 

庭を少し歩いたところで、近藤勇像が出迎えてくれました。

近藤勇の無骨さをよく表現できているなぁと感動、、!

 

近藤勇像のすぐそばに、芹沢鴨・平山五郎の墓がありました。

初代筆頭局長ながらも道半ばで粛清されてしまった芹沢鴨。

すぐ傍の近藤勇像を見上げ、何を思うのでしょうか、、

庭の入り口に土産屋さんがあったので、土方歳三のスタンプと和泉守兼定の模型を購入。

 

最後に本堂を撮影し、歩いて5分ほどのところにある八木邸へ。

 

八木邸 (新選組発祥の地)

新撰組聖地巡礼では絶対に外せない八木邸。

芹澤鴨、近藤勇、土方歳三、沖田総司、山南敬助、永倉新八新見錦、原田佐之助、藤堂平助、野口健司、井上源三郎、平山五郎、平間重助という名だたるメンツがこの八木邸を宿所としていて、まさに新撰組発祥の地といえるでしょう!

壬生寺と併せて観光しに行くのがベスト。

また、八木邸は芹沢鴨が先ほどの角屋から帰ってきた後、愛妾のお梅と共に暗殺された場所でもあるのです。

 

立て札を読むのが楽しすぎる、、

 

八木邸内は撮影禁止のため、外観の写真を一枚。

中ではガイドのおじさんが新撰組の成り立ちについて分かりやすく説明してくれました〜!

また、暗殺の際についた刀傷や、芹沢鴨が蹴つまずいた文机を当時の状態のまま見ることができます、、!

暗殺後しばらくは壁に血痕が残っていたなど、ここでしか聞けないであろう話も聞けて大満足でした。

 

四条通散策

壬生から池田屋に向かうため、ひたすら東へ。

今回の旅行で知ったのですが、京都ってめちゃくちゃ都会なんですね!笑

四条に初めて行ったのですが、東京並みの都会でかなり驚きました。

日帰り旅行でなければ、四条通りだけで1日潰せそうです。

 

祇園側から四条大橋を撮影。

ちなみに壬生寺から四条(祇園)までは歩いて40分ぐらいかかりました(泣)

四条の街並み観光はかなり楽しかったのですが、興味ない方は大人しく電車かタクシー使った方が良いです笑

 

夜ご飯は祇園の「しゃぶ禅」に行ってきました!

(壬生から四条通りを歩いてめちゃくちゃ疲れていたので、我慢できずふらっと入店(笑)

 

調子乗って1人ですき焼き(笑)

 

店員のおばあちゃんが食べ頃を教えてくれたり、めちゃ接客が良かったです!

 

池田屋跡地・三条大橋

四条大橋を北側に向かったら池田屋!

新撰組ファンにとってもう語るまでもない程の聖地ですね!

現在は居酒屋「はなの舞」になってます。

 

このお店、お客さんが入店すると同時に「御用改めである!」と渋い声でアナウンスが流れ出すんです!

それだけでテンションダダ上がりでした笑

 

店前に「池田屋騒動之跡」の石碑が、、!

 

池田屋事件のことを解説してくれた表札があります。

疲労のあまりしゃぶ禅で食べてしまい、池田屋に入らないという痛恨のミスを犯してしまいましたが、すき焼き美味しかったので結果オーライ!笑

次は池田屋「はなの舞」で食べようと思います。

 

池田屋近くの三条大橋には池田屋事件の際に付けられたとされる刀傷が現在も残っています!

 

池田屋側から見て、橋の右側の2つ目の鐘に刀傷があります。

 

観光客がなぞるため刀傷周りが黒ずんでいるそうです。

近くで見るとより生々しい、、!

今の時代、刀傷を見れる機会は滅多にないですよね。

すぐ近くにあるので、池田屋を訪れた際はぜひセットで見ることをおすすめします!

 

近江屋跡地(坂本龍馬・中岡慎太郎暗殺地)

池田屋を南側に10分ほど歩いた場所に、坂本龍馬終焉の地である「近江屋」跡地があります。

建物は現存しておらず、石碑と立て札のみですが池田屋から近かったので行ってきました!

 

お花と酒が添えられていました。

 

近江屋事件についての解説が記されています。

新撰組が暗殺したのではないか?という説もありますが、現在は京都見廻組による犯行説が有力となってます。

京都は本当に幕末期に活躍した偉人の面影が豊富ですね、、

 

おわりに

13時〜20時の旅でしたが、有名どころはほとんど行けて満足な計画プランでした!

 

もっと早く行けば御陵衛士の拠点である「高台寺」や、

龍馬を切ったとされる短刀や近藤勇・土方歳三のものとされる刀が展示されている「霊山歴史館」にも行けたなぁと反省。

 

新撰組の聖地巡りがしたい!という方にとってこのプランが役立てば嬉しいです。

ではまた!

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