将来はお金持ちになって悠々自適に暮らしたいけど、
何から始めれば良いか分からない。
がむしゃらに働くしかないのかな?
この本ではそういったお金の増やし方に対する漠然とした疑問に答えてくれますよ!
この本はこんな人向けです。
- 将来的に総資産を増やしたい人
- 不労所得を手に入れたい人
- 会社に縛られず自由に生きたいと考えている人
また、第1章の「支出を減らそう」の回は読まなければ人生損する内容が積み込まれていますので、せめてそこだけを読んでも良いかなと思いました。
では説明していきます。
「お金の大学」ってどういう内容なの?
簡単にいうと、お金の増やし方を教えてくれる本です。
こんな内容が書いてあります。
- まずは支出を減らそう(貯める力)
- 次に収入を増やそう(稼ぐ力)
- お金自身に働いてもらおう(増やす力)
もう少し詳しく説明するとこんな感じ。
「固定費を減らしつつ、資産を増やす手段をとって、余った資金を株・不動産投資で運用していく」
お金を増やすと聞くと「何か裏がありそう」、「うさんくさい」と思いがちです。
ですが、この本では至極真っ当な方法で、合法的にお金を増やす方法を紹介しているのです。
そして「余計な支出を減らし、収入源を増やそう」というスタンスを徹底しています。
例えば第1章の「支出の大きい固定費を見直そう」の回では、
現在加入している保険の大多数は不要なものが多すぎるとバッサリと切り捨て、
必要な民間保険は3つだけと言い切るほど。
後は公的保険がリスクをカバーしてくれていると、理由も併せて紹介してくれています。
実際この本を読んだあとに私はがん保険を止めました。
それほど説得力があり、納得できるほどの理由を教えてくれる本です。
「お金の大学」のここがすごい
読んでみて「タメになった!」と思った箇所を紹介します。
お金の増やし方を順序立てて教えてくれる
冒頭でもお話ししましたが、
- まずは支出を減らそう(貯める力)
- 次に収入を増やそう(稼ぐ力)
- お金自身に働いてもらおう(増やす力)
という一連の流れを具体例を交えて詳しく教えてくれます。
今まで「金持ちになるにはどうしたら良いんだろう?」と漠然と感じていた疑問にしっかりと答えてくれている点はすごいなぁと思いました。
ただがむしゃらに働くだけがお金を増やす唯一の手段ではないということに気づかせてくれます。
まさに正しくお金を増やすためのロードマップ(地図)でした。
「お金の大学」を読んで私が思ったこと
次に「お金の大学」を読んで私が思ったことを話します。
自分の稼ぎだけでは限界がある
この本を読む前の私は「ブログで大儲けして一生安泰に暮らすぞ〜」と思っていましたが、この本ではそれだけでは足りないということを教えてくれました。
この本でも「収入を増やすために副業をやりましょう」と紹介されているのですが、もし副業で大きく儲けてもそれは安定したものではないので元金が揃ったら投資を始めましょうと書かれているのです。
確かにブログで月に何百万円も稼いでいるトップブロガーのTwitterを見ると、投資に関する呟きも多いということに気づきました。
トップの人達ですらブログ収入のみという状況を恐れていて、投資でより安定した収入を得ようとしている証拠ではないかと私はこの本を思って読みました。
つまり、副業(ブログなど)で稼いで終わりではなく、その後の方針についても教えてくれているのです。
身体は1つしかないから、自分が働かなければお金を得られない労働所得には限度がある。
ということをこの本は伝えていのかなと思いました。
「お金の大学」まとめ
この本の内容をまとめると、
- まずは手っ取り早く固定費(通信費、光熱費、保険代、税金)を減らす
- 副業で収入源を稼ぐ
- 投資でお金を増やす
それぞれの方法を具体例を交えながら解説してくれています。
正直「なぜ義務教育で教えてくれなかったんだ?」という内容がてんこ盛りですので、
将来的に総資産を増やしたい人、会社に縛られず自由に生きたいと考えている人は必見の内容だなぁと思いました。
逆に、支出を減らそうの章は大きく稼ごうと思っていない人でも、
読まなければ人生を損するレベルの内容が詰め込まれていますので、
せめてこの章だけでも読みましょう。
ではまた!